Erased Tapes Records | ERATP132LP | --- | 2020 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+
A1: Empyrean
A2: Kenotaph
A3: Medela
B1: Venia
B2: Clarion
B3: Love
独ベルリンを拠点に活動するコンポーザー/プロデューサー Ben Lukas Boysen による2020年作。現代エレクトロニック・ミュージックとクラシカルな作曲技法を融合させたアルバムです。Erased Tapes レーベルで Nils Frahm らと並び、ポストクラシカル/アンビエントの両分野で高い評価を得てきたアーティストの1人。
ピアノ、シンセサイザー、ストリングスを中心に構成され、アナログとデジタルが有機的に混ざり合うサウンドが特徴。緻密なサウンドデザインの中に、手触りのある温度感を残しておきつつ特徴です。
複雑な音の層が生み出す透明感と、聴く人の内側に静かに届く旋律。デジタルの精密さと人間的な感情が同居する、2020年代のポストクラシカルを代表する一枚。深夜の静けさに寄り添うように響く、美しい作品です。
Sleeve: シュリンク/薄くスレ
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリノイズ
Include: ---