ECM | ECM 1067/68 | GER | 1975 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | ゲートフォールドスリーヴ | 2枚組
A1: Darkness Falls 3:27
A2: Midnite 13:37
B1: Adagio 13:09
B2: Better Off Without You 7:31
C1: Over Birkerot 4:42
C2: Fare Well 11:22
C3: Ballade 5:55
D: Rolling Stone 23:54
ECM を代表するノルウェーのギタリスト Terje Rypdal の75年作。北欧ジャズの美学を決定づけた名盤のひとつ。ECMレーベル特有の透明感と、Rypdal 自身のギターが持つ深い叙情。ジャズでもロックでもクラシックでもない独自の世界。エンジニアは最重要人物 Jan Erik Kongshaug。
広大で、まるで氷原に立つような静けさ。ギターは空間に余白を残したまま音を重ねすぎず、ドラムやベース、オルガンが織りなすリズムは淡く、すべての音が“空気の一部”として存在しているかのような透明感。エレクトリックでありながら、どこか「祈り」にも似た温度を感じます。
展開は少なくても音の持続が深い。旋律が終わったあとも余韻が残り、聴くたびに新しい景色が見えてくる1枚。静かで透明な北欧的感性が詰まっています。ドイツ盤オリジナル、LCなし。
Sleeve: スレ/ヤケ/コーティング剥がれ
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリノイズ
Include: ---